診療について

診療のながれ

妊娠・胎児検査お悩み相談
遺伝カウンセリング

当院の診療は、知識と情報を得た上での、より深い理解に基づいた選択を基本としています。このために、はじめに遺伝カウンセリングを受けていただくことは重要なプロセスです。経験豊富な認定遺伝カウンセラーが、担当いたします。この後、医学的な必要性と希望に応じた検査を選択します。個別の遺伝カウンセリングとグループでのセッションがあります。詳しくは、下記の 遺伝カウンセリング についてをお読みください。

胎児の染色体について、絨毛細胞または羊水中浮遊細胞を採取して、確定検査を行います。

*FMFコンバインド・プラスとは
母体血清マーカー検査(妊娠9週~13週)と、超音波検査(11週~13週)を組み合わせた検査です。胎児が染色体の問題(ダウン症候群、18トリソミー、13トリソミー)をもつ確率を計算します。同時に、超音波で観察することにより、胎児の大きな形態異常の発見も可能です。検査は、FMF(※)のライセンス取得者が責任を持って行います。当院の医師は、全員が妊娠初期超音波検査による胎児評価を行うためのFMF認定ライセンスを取得して、検査を行っています。※英国Fetal Medicine Foundation

**胎児精密超音波検査:初期・中期・末期の違いについて
これまで、胎児の形態や構造の異常に関する観察は、妊娠中期の18週から21週ごろに行うことが最も良いと考えられてきました。しかし近年の超音波診断装置の性能向上と胎児検査の情報の蓄積から、妊娠初期(12週から14週)における観察の有効性が確認されるようになり、世界の多くの国でこの時期の検査が実践されています。2018年のオランダからの報告では、胎児の問題について出生前に診断されたケースのうちの6割強が妊娠初期の検査で診断されており、特に重症のものは全てこの時期に発見されていました。
わが国では、この時期における胎児の観察はほとんど行われていません。妊婦健診の谷間の時期にあたり、多くの問題が見逃されている懸念があります。胎児には、NIPT(新型出生前検査)では発見されない様々な病気があります。初期胎児精密超音波検査は、とくにNIPTをお受けになられる方にはお勧めの検査です。
妊娠中期胎児精密超音波検査は、妊娠18週以降であれば、いつお受けになっても構いません。
妊娠末期(妊娠28週以降)になると部分的に胎児の観察がやや困難になります。この時期には、胎児の全体の観察より、特定の場所(例えば心臓など)に焦点を当てての観察が適しています。ご希望に応じて受付いたします。

遺伝カウンセリングについて

遺伝カウンセリングは、自身のおかれている現状について理解し、今後どのような検査や治療を選択すべきか、あるいは検査を受けるべきか否かも含めて、ともに考えるプロセスです。専門的な知識をもった遺伝カウンセラーが、判断の助けとなる情報をお伝えするとともに、決断に至る道筋をサポートします。自律的な意思決定を支援する医療行為であり、最終的な判断はご自身で行っていただきますが、その決定については、どのような選択でも個人の価値観を最大限尊重し、可能な限りサポートいたします。

こんな方は是非遺伝カウンセリングをご利用ください

・流産の可能性や高齢妊娠が心配
・胎児の検査、出生前検査について詳しく知りたい
・生まれてくる子どもについて、可能性のある病気や障害が心配
・遺伝性疾患について情報がほしい
・自分や子供の先天的な疾患(生まれつきの疾患)について相談に乗ってほしい
・うちはがん家系? 私や他の家族もがんになる?

高齢で心配など、一般的な検査相談の場合には、グループでの遺伝カウンセリングを選択していただけますが、個別に相談されたい事項がある、プライベートな雰囲気を希望、産科で胎児の問題を指摘された、当院より個別に説明が必要な事項があるなどの場合には、個別での遺伝カウンセリングをご利用いただくようお願いしています。

妊娠・胎児お悩み相談について

近年、いわゆる“新出生前診断”と呼ばれることの多い検査についての話題がマスコミを賑わし、記事を目にされる方も多いことと思います。しかし、一体何が正しい情報なのか、自分はどうすれば良いのかがわかりにくくなっていて、困っている妊婦さんも多いのではないかと思います。当院では、専門のスタッフが状況に応じて60分〜90分かけて道案内をいたします。以下のような方はご相談ください。
・年齢に伴う心配があって、検査を検討している。
・以前の妊娠の経過の問題や子どもの問題があって、次の妊娠が心配。
・妊婦健診で胎児の問題を指摘されたが、次にどうしたら良いのかがわからない。
・出生前検査を受けたが、結果をどう考えたら良いのかわからない。
・そもそも検査を受けるべきなのかどうかがわからない。自分にあった検査があるのかどうかがわからない。

提携医療機関

当院の診療は外来診療のみのため、状況に応じて各種医療機関をご紹介させていただいております。
特に、下記医療機関とは連携を密にとっています.

  • ・浜田病院
    浜田病院
  • ・はぐくみ母子クリニック
    はぐくみ母子クリニック
  • ・丸の内の森レディースクリニック
    丸の内の森レディースクリニック
  • ・くすの木レディースクリニック北千住
    くすの木レディースクリニック北千住