新型コロナ今年一年を振り返って(後半) 二人の恩師の話 振り返ってみると今年前半は、何か活路を見出せないかという気持ちがそれでも強かったように思います。しかし、後半はもう本当に日々をこなすだけだったような感じがします。やはりコロナ感染の影響が大きかったですね。 リモートになった学会 例年なら秋...2020.12.29新型コロナ胎児超音波検査
人工妊娠中絶出生前診断をめぐる『ねじれ構造』 – 中絶と言いたくない産婦人科医と産婦人科医はすぐ中絶を勧めると思っている小児科医 日本人類遺伝学会と日本遺伝カウンセリング学会が協力して認定制度を管理している『臨床遺伝専門医』の認定試験が行われています。今年は、ロールプレイ面接がZOOMを用いたweb開催となりました。今後は、現実の遺伝カウンセリングでもこの形が定着して...2020.12.14人工妊娠中絶出生前検査・診断胎児超音波検査
18トリソミー検査を行わないという選択。患者の希望は、医師の説明に左右され過ぎていないだろうか。 前記事でとり上げた日本超音波医学会第93回学術集会。私自身も演題を2題発表しました。そのうち1題は、妊娠初期の胎児染色体異常スクリーニングに関するセッションでの「注目演題」、もう一題は、胎児の心臓の検査に関するものです。この学会はweb開催...2020.12.0618トリソミー人工妊娠中絶出生前検査・診断染色体異常胎児超音波検査
出生前検査・診断胎児診断はいつ行われ、その結果はどう伝えられているのか – 『22週問題』について考える 先月から今月にかけて、出生前検査・診断に関連した話題を取り扱う複数の学会が、WEB開催されていて、日程も重なり、視聴するだけで忙しいという日々になっています。いろいろと気になる話題があるのですが、そのなかの一つを取り上げたいと思います。 ...2020.12.05出生前検査・診断染色体異常胎児超音波検査
NIPTアメリカにおける胎児染色体異常スクリーニングの新ガイドラインとわが国の現状 ACOG(米国産科婦人科学会:正確には「学会」というより日本の「産婦人科医会」に近いか)とSMFM(米国の母体・胎児学会:よく米国周産期学会と訳されている)が共同で出している、『胎児染色体異常スクリーニングのガイドライン』が、更新されました...2020.10.25NIPT出生前検査・診断胎児超音波検査
NIPT胎児を見たこともない人たちが出生前診断? 新型コロナの蔓延がおさまらず、厚生労働省もどう対処するのか未知数の中、少し前に学会未認定施設の問題がマスコミにも取り上げられていたようですので、思うところを書き記しておきたいと思います。 去る8月2日に共同通信が配信(翌3日に更新...2020.08.16NIPT出生前検査・診断胎児超音波検査
出生前検査・診断NT肥厚に関する論文が、掲載されました。 あいかわらず胎児に「むくみ」があると指摘されたという相談がよく来る中、「海外のデータばかりでなく、自分たちのデータもちゃんと示して説明に使えるようにしたい。」と思っていたわけですが、学会発表したものをようやくまとめることができ、論文として投...2020.08.10出生前検査・診断妊娠初期染色体異常胎児超音波検査
NIPTNIPTと超音波検査は、互いに補完し合う検査として存在する。 先日、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が解除されましたが、東京などでは7週間に及んだこの期間に、人々の働き方は大きく変化しました。私たち医療従事者は、日常診療など臨床業務は維持しましたが、学術集会や研究会などの学術活動は、人が集...2020.05.30NIPT出生前検査・診断染色体異常胎児超音波検査
医療全般新型コロナで勉強の仕方が変わる? 医療の世界でも情報収集能力の差が、格差を生むだろう。 新型コロナウイルスの世界規模でのアウトブレイクは、医療従事者にも大きなインパクトを与えています。最前線で奮闘している人たちは、これぞ医療従事者のやるべき仕事だという使命感、気概のようなものを糧に踏ん張っておられるわけで、尊敬の念しかありませ...2020.05.16医療全般新型コロナ胎児超音波検査
人工妊娠中絶緊急事態宣言発令 私たちはどう対応すべきなのだろうか 昨日(2020年4月7日)、安倍総理大臣が東京都を含む7都道府県を対象に、『緊急事態宣言』を発令しました。これに伴い、東京都では、緊急事態措置を実施します。 私たち医療機関は、ライフラインに関わる業務なので、基本的には業務をストップするこ...2020.04.08人工妊娠中絶妊娠管理新型コロナ胎児超音波検査